• "和田議員"(/)
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  1. 彦根市議会 2020-02-01
    令和2年2月定例会(第7号) 本文


    取得元: 彦根市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-16
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1            午前8時59分開議 ◯議長(馬場和子さん) 皆さん、おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。 ────────────────── 日程第1 会議録署名議員の指名 2 ◯議長(馬場和子さん) 日程第1、本日の会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員に、11番和田一繁さん、および12番野村博雄さんを指名いたします。 ────────────────── 日程第2 議案第2号から議案第29号ま でおよび議案第34号から議案第45号まで (委員長報告・質疑・討論・採決) 3 ◯議長(馬場和子さん) 日程第2、委員会報告書が提出されましたので、議案第2号から議案第29号までおよび議案第34号から議案第45号までを一括議題とし、各委員長の報告を求めます。  その順位は、予算常任委員長、市民産業建設常任委員長企画総務消防常任委員長福祉病院教育常任委員長の順とし、順次、ご登壇をお願いいたします。  予算常任委員長、上杉正敏さん。上杉さん。 〔予算常任委員長(上杉正敏君)登壇〕 4 ◯予算常任委員長(上杉正敏君) 皆さん、おはようございます。  それでは、私より予算常任委員会委員長報告を行います。  今期定例会において本委員会に付託されました議案審査のため、3月9日、3月10日、3月11日および3月17日に本委員会を開き、慎重に審査しましたその経過ならびに結果について報告します。  本委員会に付託されました議案は、議案第2号令和2年度(2020年度)彦根市一般会計予算、議案第3号令和2年度(2020年度)彦根市国民健康保険事業特別会計予算、議案第4号令和2年度(2020年度)彦根市休日急病診療所事業特別会計予算、議案第5号令和2年度(2020年度)彦根市農業集落排水事業特別会計予算、議案第6号令和2年度(2020年度)彦根市介護保険事業特別会計予算、議案第7号令和2年度(2020年度)彦根市後期高齢者医療事業特別会計予算、議案第8号令和2年度(2020年度)彦根市病院事業会計予算、議案第9号令和2年度(2020年度)彦根市水道事業会計予算、議案第10号令和2年度(2020年度)彦根市下水道事業会計予算、議案第34号令和元年度(2019年度)彦根市一般会計補正予算(第8号)、議案第35号令和元年度(2019年度)彦根市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第36号令和元年度(2019年度)彦根市下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第37号令和元年度(2019年度)彦根市休日急病診療所事業特別会計補正予算(第1号)、議案第38号令和元年度(2019年度)彦根市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)、議案第39号令和元年度(2019年度)彦根市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第40号令和元年度(2019年度)彦根市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)、議案第41号令和元年度(2019年度)彦根市病院事業会計補正予算(第2号)、議案第42号令和元年度(2019年度)彦根市水道事業会計補正予算(第2号)の18件であり、議案第2号から議案第10号までのうち、3月9日には企画総務消防常任委員会の所管事項に相当する予算について、3月10日には市民産業建設常任委員会の所管事項に相当する予算について、3月11日には福祉病院教育常任委員会の所管事項に相当する予算について、また、3月17日には議案第34号から議案第42号までの令和元年度補正予算について、慎重に審査しましたその経過ならびに結果について報告します。  それでは、予算審査の概要について報告します。  議案第2号から議案第10号までのうち、まず当初予算全体について、新型コロナウイルスの状況を踏まえた予算措置、中期財政計画の継続性および事業見直しについてただされました。
     次に、企画総務消防常任委員会の所管事項に相当する予算についてですが、歳入面では、財産売払収入の内訳、たばこ税への今後の対応についてただされました。  歳出面では、国際交流推進事業におけるムツヘタ市との交流経緯、企業版ふるさと納税の内容、働き方・業務改革推進経費減額の理由、行政情報化事業の委託内容および費用対効果、ICT関連予算に係るランニングコストの削減額等についてただされました。  次に、市民産業建設常任委員会の所管事項に相当する予算についてですが、歳出面では、道あかり事業で設置できる防犯灯、花火フェスの主催団体、農地防災ため池整備事業の内容、ごみ減量・資源化推進事業の予算額の推移、既存住宅耐震リフォーム補助金の積算根拠、多言語版生活ガイドの発行状況等について質疑がありました。  彦根市国民健康保険事業特別会計では、基金の残高および活用、保険料の見込み、キャッシュレス支払いの利用状況について、彦根市水道事業会計では、大藪浄水場更新内容、老朽管更新の進捗状況について、彦根市下水道事業会計では、企業会計移行に当たっての考え方および機構改革の必要性等についてただされました。  次に、福祉病院教育常任委員会の所管事項に相当する予算についてですが、歳出面では、家庭教育支援事業の内容、進学準備給付資金事業の減額理由、保育所施設整備補助金に係る増築工事の内容、校務支援システム導入に係る目標、荒神山自然の家のAED設置状況等について質疑がありました。  彦根市休日急病診療所事業特別会計では、業務委託に係る医師会との調整について、介護保険事業特別会計では、はり・灸・マッサージ施術費給付事業の申請状況、おむつ等購入費助成事業の減額理由について、病院事業会計予算では、新型コロナウイルスの診療に係る医療資源の確保、医療機器整備に係る更新内容等についてただされました。  次に、議案第34号から議案第42号までの令和元年度補正予算についてですが、国民体育大会等運営基金積立金が見込みより少ないことへの見解、特別史跡「彦根城跡」公有地化推進事業が繰り越しとなった理由、まち・ひと・しごと「ひこねで暮らそう」リフォーム事業の申し込み件数が減少した原因、緑地環境事業の減額の内容と今後の見通し、GIGAスクール構想による整備内容、老人保護措置事業減額の理由などについてただされました。  以上が、予算常任委員会に付託されました議案に対する質疑等の概要です。  続いて、討論について報告いたします。  議案第2号について、反対の立場から、本庁舎耐震化整備事業や新市民体育センター整備事業などの大型事業により財政は非常に厳しいと認めるのであれば、本来はここで市民の暮らしと福祉を守る方法にかじを切らなければならない。また、多くの計画が民間委託され、このままでは彦根市としての政策形成能力を失うことにつながると考えることから反対する。  同じく、議案第2号について反対の立場から、新ごみ処理施設建設に係る事務経費を負担しているが、敷地の全域が浸水想定地域であり、また、土砂災害危険箇所にも一部が指定されている、なぜこのような場所を選んだのかわからない。また、事業見直しにより廃止された行政評価委員会運営事業は、内部監査として重要なものであり、これを廃止する市の姿勢、市のあり方が問題だと考えることから反対する。  同じく、議案第2号について、反対の立場から、収支の見直しを大幅に変更された中期財政計画だが、累積赤字が前々回の150億円、前回の80億円から、今回は40億円となっている。これを市民や職員が見ると、財政がよくなっていると誤解を与える。また、中期財政計画の目的は予算編成や予算執行に当たっての指標とするとされているが、今回の予算編成においてはそうなっていないことから、反対する。  同じく、議案第2号について、反対の立場から、人ありきの特別顧問の招聘、ジョージア国ムツヘタ市との交流、アジア国際子ども映画祭の実施など、市民を置き去りにした市長の思いつき予算は、厳しい予算編成の中、無条件に認めることは厳しい。また、他市の事例とは乖離がある実行委員会頼みのシティプロモーション推進事業や、開催時期や責任の所在を他団体に転嫁しているかのような花火フェス開催事業などについては、縮減された多くの事業の対価とするには説得力に欠ける答弁しか得られなかったことから反対する。  次に、議案第3号について、反対の立場から、国保に加入する約1万5,000世帯の中に、何らかの理由で滞納せざるを得ない世帯がいまだに2割近くある、高過ぎる国保料の引き下げの財源に基金を充てるべきと考えることから反対する。  次に、議案第34号について、反対の立場から、かねてから反対している新ごみ処理施設および新市民体育センターに関する事業は、この補正予算においても同様に反対である。また、まち・ひと・しごと「ひこねで暮らそう」リフォーム事業について、もともと経済対策として波及効果が大きかったものに、さまざまな条件をつけ、また、金額を小さくしてしまったことから反対する。  同じく議案第34号について、反対の立場から、身の丈に合わない体育センターの構想により市民生活に大きな影響を与えているにもかかわらず、そのことを忘れたかのように寄附を募っている。また、GIGAスクール構想について、情報通信技術を否定するものではないが、先端技術と同じぐらい、自然との触れ合い、体験学習が重要である。メリット、デメリットを考慮すべきと考えることから反対する、などの討論がありましたので申し添えます。  採決の結果、議案第2号については、賛成少数で、否決すべきものと決しました。  また、議案第3号および議案第34号については賛成多数で、その他の議案については異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上をもって、予算常任委員会委員長報告を終わります。 5 ◯議長(馬場和子さん) 市民産業建設常任委員長、矢吹安子さん。矢吹さん。 〔市民産業建設常任委員長(矢吹安子さん)登壇〕 6 ◯市民産業建設常任委員長(矢吹安子さん) 市民産業建設常任委員会委員長報告を行います。  今期定例会において本委員会に付託されました議案審査のため、3月12日に本委員会を開き、慎重に審査しましたその経過ならびに結果について報告します。  本委員会に付託されました議案は、議案第14号彦根市印鑑条例の一部を改正する条例案、議案第18号彦根市建築確認等に関する手数料条例の一部を改正する条例案、議案第24号彦根市国民健康保険条例の一部を改正する条例案、議案第26号彦根市道の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例案、議案第27号彦根市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例案、議案第28号市道路線の認定につき議決を求めることについての6件でありましたが、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきと決しました。  以上をもって、市民産業建設常任委員会委員長報告を終わります。 7 ◯議長(馬場和子さん) 企画総務消防常任委員長、谷口典隆さん。谷口さん。 〔企画総務消防常任委員長(谷口典隆君)登壇〕 8 ◯企画総務消防常任委員長(谷口典隆君) 企画総務消防常任委員会委員長報告を行います。  今期定例会において本委員会に付託されました議案審査ならびに所管事務調査のため、3月13日に本委員会を開き、慎重に審査しましたその経過ならびに結果について報告いたします。  本委員会に付託されました議案は、議案第11号令和2年度における彦根市長の給与の特例に関する条例案、議案第13号彦根市事務分掌条例の一部を改正する条例案、議案第15号彦根市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部を改正する条例案、議案第16号彦根市国民体育大会等運営基金の設置、管理および処分に関する条例の一部を改正する条例案、議案第25号彦根市病院事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例案、議案第29号第2期彦根市まち・ひと・しごと創生総合戦略を定めることにつき議決を求めることについての6件でありましたが、議案第11号および議案第13号、議案第29号は賛成多数で、その他の議案は全会一致で、原案のとおり可決されました。  なお、討論では、議案第11号に対して、市長の給与削減は彦根駅西口仮庁舎の賃料等を勘案すると50%の削減程度では十分とは言えないとする反対の意見や、耐震化工事の遅れの管理監督者責任を明らかにするべき点から言えば、本来は市長は辞職するべきであるが、給与が満額支払われることを思えば半減でもよしとしなければならないとの賛成意見がありました。  また、議案第13号では、反対意見として、新たに設置される歴史まちづくり部では部内の調整が困難になるとの懸念や、市長直轄組織を残しておきながらセクレタリー部門を企画振興部に移管することは、危機管理や行政組織の編成のあり方と逆行しているとの指摘がありました。  議案第29号では、出生数の目標値が第1期の計画より下回っていることや、住みよさランキングが指標から外されたことなどから、子どもを産み育てる環境整備等に努めようとする取り組みが見られないことから、反対の意見がありました。  次に、本庁舎耐震化整備事業を議題とする所管事務調査では、工事再開に伴い、地元業者への発注状況や、新型コロナウイルスによる影響等についての質問に対し、執行部からは、現在、順次、下請業者の選定をしていただいている状況であり、市内業者を優先的に採用していただくようお願いしていることや、現段階では、新型コロナウイルスの感染拡大による技術者の確保や資材等の調達に影響はなく、工事の一時停止や延期等はないことを確認しているとの答弁などがありました。  以上で、企画総務消防常任委員会委員長報告を終わります。 9 ◯議長(馬場和子さん) 福祉病院教育常任委員長、野村博雄さん。野村さん。 〔福祉病院教育常任委員長(野村博雄君)登壇〕 10 ◯福祉病院教育常任委員長(野村博雄君) それでは、福祉病院教育常任委員会委員長報告を行います。  今期定例会におきまして本委員会に付託されました議案審査および所管事務調査のため、3月16日および17日に本委員会を開き、慎重に審査、調査しましたその経過ならびに結果について報告いたします。  本委員会に付託されました議案は、議案第12号(仮称)彦根市新市民体育センター整備運営基金の設置、管理および処分に関する条例案、議案第17号彦根市手数料条例の一部を改正する条例案、議案第19号彦根市立幼稚園保育料等徴収条例および彦根市立認定こども園設置条例の一部を改正する条例案、議案第20号彦根市地域体育館の設置および管理に関する条例等の一部を改正する条例案、議案第21号彦根市放課後児童健全育成事業の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案、議案第22号彦根市特定教育・保育施設および特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案、議案第23号彦根市家庭的保育事業等の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案、議案第43号工事請負契約の締結につき議決を求めることについて、議案第44号工事請負契約の締結につき議決を求めることについて、議案第45号工事請負契約の締結につき議決を求めることについての10件でありました。  議案第17号、議案第19号、議案第20号、議案第21号、議案第22号、議案第23号については異議なく、議案第12号、議案第43号、議案第44号、議案第40号については起立多数で、原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、議案第12号につきましては、反対の立場から、寄附に頼らなくてはならない事業には反対である。また、議案第43号、議案第44号、議案第45号につきましては、反対の立場から、財政が厳しい中、多額の事業費を要する本事業には反対である、市民生活等にこの事業費を使うべきである等の意見がありましたことを申し添えます。  また、本年度、当委員会では学力向上を所管事務調査事項として、先進地行政視察、小・中学校の現地調査、議会報告会を開催しまして調査をしてまいりましたが、その調査結果に基づきまして、以下の点を市に政策提言することといたしました。  一つ、読み解く力の育成など、全ての市内の小・中学校の教員で取り組めるよりわかりやすい統一課題を設定し、PDCAサイクルの徹底を図ること。  二つ、教育委員会事務局の指導担当者の充実とともに、OJTの一層の充実による教員の指導力の向上を図ること。  三つ、家庭教育の充実を図ることです。  以上をもちまして、福祉病院教育常任委員会委員長報告を終わります。 11 ◯議長(馬場和子さん) 以上で各委員長による報告は終わりました。  ここで、議案第2号に対しては11番和田一繁さんほか2名から修正案が提出されております。  この際、和田一繁さんから趣旨の説明を求めます。11番和田さん。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 12 ◯11番(和田一繁君) それでは、私から、議案第2号令和2年度(2020年度)彦根市一般会計予算に対する修正案について提案説明をさせていただきます。  彦根市議会は、昨年、新年度の当初予算案を否決いたしました。市民生活に大きな影響を及ぼすことを覚悟の上であったとはいえ、多くの市民にご迷惑とご心配をおかけしたのも事実でございます。それゆえ、令和2年度の当初予算の編成に当たっては、市民生活に寄り添い、十分に配慮の行き届いた緻密な事業の立案や積算など期待をしておりました。  しかしながら、過去最大となった令和2年度の当初予算案は、国や県からの財源依存度も最大となり、これらは本庁舎耐震化整備事業や新市民体育センター整備事業費など、大型公共事業が予算全体を押し上げた形となりました。  そのあおりを受けて、新年度予算編成についても、昨年同様に市民生活に直結した事業や予算が縮減され、職員の皆様には、昨年に続き緊縮の予算編成を余儀なくされたとの認識を得ております。  その一方で、十分に精査されているとは言いがたい事業や、市民、そして市職員も置き去りにした大久保市長独断による思いつきと言える予算でもあり、今回の修正案では、これらの事業予算を減額修正させていただくものであります。  中でも、シティプロモーション事業についての減額の考えは、彦根市はシティプロモーション戦略を立てて推進することとなっており、令和元年度は市が戦略に基づく仕様書を作成し、事業委託をしていました。令和2年度は、市が戦略を実施していく実行委員会の主たる構成員として、ほかの多くの団体と協働して事業を推進していくことになることから、負担金支出となっております。  あくまでも、戦略を決めた行政が主導的に他団体の意見を取りまとめ、事業推進を図っていく立場であることから、予算常任委員会での質疑にも、適切にその事業が語られ、見積もりに基づく金額の説明ができるはずにもかかわらず、事業詳細の説明では、三つの事業内容は主催事業の事業内容の説明の域を出ず、令和2年度、まさに必要な事業性を説明できていないものであったこと。座談会、プレゼン企画、フリーペーパー等であれば血税200万円を使うには余りにも大き過ぎる見積もりであると考えざるを得なく、シティプロモーション事業に係る負担金については、説明や答弁で得られた事業概要から見れば、現在の予算の半分でも十分に事業が行えるものと考えます。  しかし、シティプロモーション戦略推進自体を否定するものではないものの、先進地事例を参考にしながら、本来の実行委員会にふさわしいあり方を検討していただくことを期待をし、減額をしております。  また、ジョージア国ムツヘタ市との交流については、今どうしても必要な事業ではないと考えます。国際社会を見据え、教育的見地からも自治体による国際交流の必要性は認識しておりますが、なぜ同国なのか、なぜ今このタイミングでなければならぬか等について、その意を見出すことができません。  これまで、ジョージア国ならびムツヘタ市の関係者のご努力まで否定するものではございませんが、こうした関係者や彦根市民、ムツヘタ市民の皆様にもご納得いただけるような時機が到来してから交流を始めても決して遅くはありません。こうした点も踏まえ、ジョージア国ムツヘタ市の渡航に係る諸経費については皆減いたしました。  なお、これらの減額した予算は、それぞれ財政調整基金および国際交流基金からの繰り入れによるものでありましたので、歳入については、それぞれ基金からの繰り入れを取りやめる修正案となっております。  今回減額修正いたしました金額は、全体から見ればわずかかもしれません。しかしながら、今後、新型コロナウイルスの影響により大幅な税収の落ち込みが予想される中、今どうしても必要とは思えない予算については削減する必要があると考え、修正予算案を提出させていただきました。  以上で提案の説明といたします。議員各位のご賛同を賜りますよう、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 13 ◯議長(馬場和子さん) 暫時休憩いたします。            午前9時27分休憩            午前10時19分再開 14 ◯議長(馬場和子さん) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  これより、各委員長の報告に対する質疑に入ります。  ただいまのところ、各委員長の報告に対する質疑の通告はございません。  質疑はございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 15 ◯議長(馬場和子さん) 質疑なしと認めます。  これにて委員長報告に対する質疑を終結いたします。  これより、修正案に対する質疑に入ります。  修正案に対する質疑の通告書が2名の方々から提出されておりますので、順次、発言を許します。  その順位は、18番赤井康彦さん、1番辻真理子さんの順とし、順次、ご登壇をお願いいたします。  18番赤井康彦さん。赤井さん。   〔18番(赤井康彦君)登壇〕 16 ◯18番(赤井康彦君) それでは、会派を代表いたしまして、議案第2号令和2年度(2020年度)彦根市一般会計予算に対する修正案の質疑を行います。  まず、この修正案が出されたこと自体を行政側である市長や副市長は真摯に受けとめるべきであり、当初予算を何としても通そうとする熱意みたいなものが見えてこないことに、非常に残念に思っております。  また、今回この修正案が出るのは予算常任委員会にて否決となった時点から考えられることでしたが、出された修正案を見て最初に思った言葉は、「大山鳴動してネズミ一匹」でございます。しかし、これはある意味、会派として熟議を重ねての結果の2事業であったかとも考える中で、以下、質疑をしてまいります。  まず、国際交流推進経費の海外渡航業務委託料の74万円を皆減するわけでありますが、市長の説明には、世界遺産の登録に関してのヒントや協力がムツヘタにあるとのことであったが、予算を皆減することで世界遺産登録に影響はないのでしょうか。  加えて、去年4月に覚書を交わされたとのことでありますが、協定書のような正式な交流親善を意味するものであるというのでしょうか。  次に、もう一つの事業であります(仮称)彦根市シティプロモーション戦略運営委員会負担金200万円を100万円に減額されました。前年度からの事業費を含め、協働事業に23万円、熱を伝える場づくり事業に51万6,000円、共感を生む情報発信事業に136万円となっておりますが、100万円を減額される内訳、詳細をお聞かせ願いたいと思います。  次に、この事業は既に数年前から動いていることもあり、ママパスポートやウエブサイトなども実行されている中で、減額に至った理由をお聞かせください。  加えて、この事業は活動メンバーを見ていると若者が多いように思いますが、若者の活動の士気が下がるとは思わないのでしょうか。  最後に、昨年のような当初予算の否決で市政を混乱に陥れ、市民に迷惑をかけてはいけないと思いますが、この修正案が否決された場合、会派として当初予算も否決するということなのか、お聞かせください。よろしくお願いいたします。 17 ◯議長(馬場和子さん) 和田さん。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 18 ◯11番(和田一繁君) それでは、赤井議員の質疑にお答えをいたします。  まず、国際交流事業費の海外渡航業務委託料、ムツヘタ市との交流予算の74万円を皆減するのは世界遺産に影響はないのかという質疑に対しまして、彦根市と滋賀県は2024年の世界遺産登録に向けて取り組みを既に進めております。ムツヘタ市については、危機遺産を乗り越えようとされている取り組みを今後の参考としようと考えておられる段階であり、現在では本市の取り組みにただちに影響を及ぼすものではないと考えております。  また、覚書は正式なものなのかの質疑に対しまして、ムツヘタ市とは、一昨年に観光と歴史資産の活用、昨年には人的交流をした場合の相互の費用負担について覚書が交わされており、正式な覚書であるとの認識であります。  しかしながら、この覚書は毎年交流を約束したものではなく、必要が生じたときにその効果を得るための覚書であり、修正予算による影響はないものと考えております。  次に、シティプロモーションの事業はどのような内容を削減するかの質疑でございますが、同事業費の削減目的は、負担金や実行委員会のあり方に疑問を呈したものであり、具体的な分野や取り組みの執行を取りやめることを目的としているものではございません。  次に、ママパスポートやウエブサイトの軽減の理由はの質疑に対しましては、ママパスポートについては、現在、本市のシティプロモーション事業から派生した市民活動でありますが、既にクラウドファンディングにより独立した事業運営を行っておられます。また、ウエブサイトの運営に関する費用は本市で予算計上されており、こちらは継続して必要であれば事業として取り組まれることになると思います。  次に、若者の士気が下がるのではというご質疑ですが、若者に限らず同事業に参加される市民の皆さんは、本市の財政状況を踏まえ、民間の資金やクラウドファンディングなどを含めて、さまざまな知恵と工夫で、彦根市のシティプロモーションにご尽力をいただいていると考えております。金銭的な援助が活力の源となることなく、士気の低下につながらないような取り組みを担当課にはお願いするつもりでございます。  最後に、議案が否決された場合はのご質疑ですが、私どもが修正案を提出させていただいたということは、執行部提出の原案に対して十分ではないという認識で一致しておりますので、原案にもろ手を挙げて賛成しているものではないということをご理解いただきたいと思います。
     以上でございます。よろしくお願いいたします。 19 ◯議長(馬場和子さん) 1番辻真理子さん。辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 20 ◯1番(辻 真理子さん) 私は、和田一繁議員ほか2名から提出されました令和2年度(2020年度)彦根市一般会計予算に対する修正案について質疑をいたします。  令和2年度の財源におきましては、約90億円の地方債発行をもって賄う提案が483億8,000万円の予算であります。この90億円というのは、私の記憶では過去最大規模の地方債の発行額でございます。これは、財政状況が危険水域に近づいたと言われ始めました平成29年1月の中期財政計画での令和2年度地方債発行見込み52.75億円をいずれも大きく上回る約90億円に達するものでございます。  修正案を提案されたお気持ちというのは理解をさせていただきますが、このような状況の中で、わずか188万8,000円の削減をもって予算縮減を行ったとするようでは、やはり問題意識が余りにも過小であると言わざるを得ません。毎年20億円から30億円の事業の見直しが必要であるという中期財政計画における市長の認識との乖離についての提案者の認識を疑ってしまいます。  それでは、一括質問ということでございますが、まず1点目に、修正案では、ジョージアとの国際交流事業から88万8,000円削減するように提案されております。主なところでは、海外渡航業務委託料の74万円でございます。職員の派遣は必要ないとの判断の理由を伺います。  2点目は、シティプロモーションに関する点ですが、主要事業の説明におきましては、市全体の情報発信強化のために、200万円を三つの事業に使用するとしております。この三つの事業のうち、どの分野を削減するのか、あるいは三つの事業の全部を半分にするのか、全体を半分にするのか、その意図を伺います。  次に、3点目、188万8,000円の事業削減によって、全体予算483億8,000万円に対してはどのような効果があるのかを伺います。  最後に、4点目として、市長提案の予算について、今申し上げました2点以外の部分については修正をしなくてもよいと判断された理由をお伺いいたします。  以上です。 21 ◯議長(馬場和子さん) 和田さん。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 22 ◯11番(和田一繁君) それでは、辻議員の質疑に対して、お答えをさせていただきます。  まず、1点目、派遣に関しまして、同事業は、市民が要望したものでなければ、職員が立案したものでもございません。なぜ今この時期に交流を始めなければならないのか、全く理解できない事業であると言わざるを得ません。大久保市長の独断と言える同事業は、今どうしても必要な予算ではないとの判断でゼロとしておりますので、派遣も必要ないと思います。  次に、2番目のシティプロモーションに関しまして、こちらの方も同事業の削減の目的は、負担金や実行委員会のあり方に疑問を呈したものでありまして、具体的な分野や取り組みの執行をとめることを目的としたものではございませんので、ご理解いただければと思います。  また、3番目の効果ですね。今回の修正案は、金額の多い少ないを最優先しているものではありません。市民生活に影響を及ぼさないとの考えのもと、市民からの要望や職員の立案でない事業を皆減し、積算や見込みが十分でない事業予算を減額したものであり、減額されたことの意味を、市長を初め職員の皆さんに十分にご理解していただきたいと思っております。  また、4番目に関しましては、議案以外の削減を行われてよいのかということで、今回の修正案を提案させていただきました趣旨において、見直す必要はないと考えております。  以上でございます。 23 ◯議長(馬場和子さん) 辻さん。   〔1番(辻 真理子さん)登壇〕 24 ◯1番(辻 真理子さん) 再質疑いたします。  このたびの修正案に対しましては、やはり市民に対して関係のない部分に対しては削減をしたとおっしゃっておられますが、昨年は暫定予算ということを組みまして、そのときに市民の方々に対して詳しい説明が行政の方から市民になかったために、市民の方々が本当にびっくりして、これからもう予算はつかないのかと皆さんが受け取ってしまわれたわけですが、今回は市民の方々も学ばれたと思うので、もし、大筋の予算に市民に対して迷惑がかからないようにということを重視したのであれば、市民の方々も昨年勉強なさいましたので、このことについてはある程度理解があると思うし、行政の方はまたちゃんと市民の方々にわかるようにしなければならなかったわけです。  私が申し上げたいのは、これだけの少ない予算ではなくて、もっと本筋に対してやはり削減を行って修正案を出さなければいけなかったと思うんです。  そして、提案以外の削減は行わなくてよいとおっしゃいましたが、過去最大と思われるこの当初予算について、本当にそれでよいのかということを再度お伺いしたいと思います。 25 ◯議長(馬場和子さん) 和田さん。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 26 ◯11番(和田一繁君) 辻議員の再質疑にお答えいたします。  今回の修正案は、金額の多い少ないを最優先しているものではありません。市民生活に影響を及ぼさないものと考え、市民からの要望や職員の立案でない事業を皆減し、積算や見込みが十分でない事業予算を減額したものであります。減額されたことの意味を、市長を初め職員の皆様には十分にご理解をしていただきたいということになります。  以上でございます。 27 ◯議長(馬場和子さん) 以上で通告による質疑は終わりました。  ほかに質疑はございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 28 ◯議長(馬場和子さん) 質疑なしと認めます。  これにて修正案に対する質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告書が9名の方々から提出されておりますので、順次、発言を許します。  その順位は、5番堀口達也さん、12番野村博雄さん、2番中川睦子さん、11番和田一繁さん、4番獅山向洋さん、17番矢吹安子さん、3番角井英明さん、1番辻真理子さん、6番北川元気さんの順とし、順次、ご登壇をお願いいたします。  5番堀口達也さん。堀口さん。   〔5番(堀口達也君)登壇〕 29 ◯5番(堀口達也君) 会派令和会の堀口です。追加議案である議案第34号令和元年度(2019年度)彦根市一般会計補正予算(第8号)ならびに議案第43号から議案第45号新市民体育センターの工事請負契約の締結につき議決を求めることについて、反対の立場で討論をいたします。  まず最初に、議案第43号から議案第45号について、その大きな反対の理由といたしましては、今までも何度も申し上げておりますとおり、総事業費約95億円もの市民の大切な税金を使い、彦根市の身の丈に合わない規模の体育センターを建設することにより、未来の子どもたちに長年にわたって大きなツケを残すことになるからです。  また、今回の建設工事に至っては、約56億2,320万円と大変高額でもあります。以前に提出されたひこね燦ぱれすを残す請願に対しても、ひこね燦ぱれすはこれからまだ30年以上使用できること、過去のご答弁によると、解体に約1億円、地域交流棟の建設に延べ床面積の20%で約16.4億円となり、ひこね燦ぱれすを残さずに使用することで、約17.4億円もの事業費を削減することができます。  さらに、弓道場に関しましても、総事業費約95億円のうち県支出金もわずか2.8億円しかないことや、土地がある彦根市では合築する必要もないわけです。例えば、ふじみ野市の弓道場では、新設で約2.6億円ほどの規模でできており、合築を行わないだけでも大幅な削減を行うことができます。  個人、団体、企業からの寄附やネーミングライツの募集などで1億円以上の寄附を目指すとありますが、追加補正予算にもありますとおり、国スポ・障スポの運営に関する寄附ですら当初見込み額よりも少なかったことを見ても、1億円以上寄附を集めることがいかに現実的ではないかということがわかります。  以上のことにより、総事業費約95億円もの市民の大切な税金を使い、彦根市の身の丈に合わない規模の体育センターを建設し、未来の子どもたちに長年にわたって大きなツケを残すことはできないとの理由から、議案第43号から議案第45号、新市民体育センターの工事請負契約の締結につき議決を求めることについて、反対の立場での討論といたします。  また、議案第34号令和元年度(2019年度)彦根市一般会計補正予算(第8号)に対しても、繰越明許費に新市民体育センター整備事業で33億9,021万4,000円が次年度予算に繰り越されていることから、同じ理由により、反対の立場での討論といたします。 30 ◯議長(馬場和子さん) 12番野村博雄さん。野村さん。   〔12番(野村博雄君)登壇〕 31 ◯12番(野村博雄君) それでは、公政会を代表いたしまして、議案第2号令和2年度(2020年度)彦根市一般会計予算に対する修正案につきまして、賛成の立場から討論をいたします。  世の中にはいろんな考え方があります。理事者は理事者の考えで、これが必要だと思って出されてきます。私たち議員は、24人いたら24人それぞれ考え方があります。私たちの会派の中でも、今回の修正案を出すのにすごく議論をしました。「たったこれだけの削減でいいのか」と言う人もいます。逆に、「これぐらいの削減のためにわざわざ修正案を出す必要があるのか。討論で不適切な部分は指摘をして、そのままでもいいのではないか」、当然こう言う人もいます。  そうした中、私たちは今、彦根市議会基本条例を平成26年の3月に定めさせていただいて、私たちはこれをもとに日々、議会議員としての活動をしているわけですけれども、ここでも書かれていますように、第2条であったり第5条を見ていただきますと、議会は合議体として、議会としての合意の形成に努めるんだと書いています。積極的に提案をしていくんだと書いています。皆さんそれぞれ思いはあるし、たったこれだけかと言う人もあれば、そんな必要はないと言う人もあるんですが、そこを私たちの会派では本当に議論に議論を重ねて、今回、この部分、委員会の質疑におきまして、十分な根拠や明確な理由が示されないので、明らかにこれは必要ないだろうという、みんなで合意できる部分をやっと見つけて、今回出したわけであります。  これまでどおりの理事者が出した予算に対して、ただ単に賛成か反対かではなくて、今回、私たちは新しい一歩を踏み出しました。皆さんが合意できる部分については削減をするという案を出す。これは私自身もこれで十分とは思っていません。それぞれ困難という思いはあるけれども、最低限合意できる部分で出していって、新しい局面を迎えるか、これまでどおりの単なる賛成か反対か。新しい皆さんの意見を集約をして、合意をもって新しい修正案を出していくか。修正案を出すという、こういう新しいステップに踏み込むか。私たちはここを踏み込んだわけであります。  どうぞ皆さん、いろんな思いはあると思いますが、この機会に新しい取り組みに同意をいただきますように、お力をいただきますように心からお願いをさせていただきまして、賛成の討論とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 32 ◯議長(馬場和子さん) 2番中川睦子さん。中川さん。   〔2番(中川睦子さん)登壇〕 33 ◯2番(中川睦子さん) 私は、日本共産党彦根市会議員団として、代表として、議案第34号令和元年度(2019年度)彦根市一般会計補正予算(第8号)、議案第43号、議案第44号、議案第45号の工事請負契約の締結につき議決を求めることについて、また、議案第2号令和2年度(2020年度)彦根市一般会計予算に対する修正動議について、反対の立場で討論を行います。  初めに、新型コロナウイルス感染拡大が大問題になっています。多くの皆さんが日常生活を送る中で多大な不安と苦労を強いられていることに対して、自治体は、本来の役割である市民の命と健康、暮らしと営業、さらに子どもと教育をどう守るのか問われています。  とりわけ教育現場において、もともと2月24日の専門家会議の「ここ1、2週間が正念場」という見地を受け、文部科学省は、生徒が発症したら一部または全部の臨時休業などの対応を自治体で判断するよう通知していました。ところが、27日の首相の全国一律休校要請は、こうした政府の対応をも無視したものでした。  休校するかどうかの権限は設置者、公立では教育委員会、私学は学校法人にあります。首相の要請はあくまでお願いで、感染を含め、地域の状況を具体的に判断し、休校しなかった自治体もあります。学校は子どもたちの成長や健康を支える多くの役割があり、保護者の就労など社会とも密接につながっています。その学校を代替えなしに急にとめたことは、全国に混乱と被害をもたらしました。  特に、学年末に突然の別れを強いられて、子どもたちへの影響は深刻です。また、休校に伴い仕事を休まざるを得なくなった保護者などへの影響、受け入れを迫られた学童保育の混乱、給食中止による業者への打撃も深刻です。まだまだ予断はできませんが、19日の国による専門家会議を受け、科学的根拠に基づきながら対策が進められていくものと思っております。  しかし、どのような問題でも、行政が先頭に情報の発信と市民との意見交流を随時行い、市民との協力体制を強め、課題の解決に向かわなければなりません。そのためには、日ごろからの市民と行政との信頼関係をどう構築していくかが、彦根市でも大きく問われています。そのような状況の中、定例会に提出された議案第34号令和元年度(2019年度)彦根市一般会計補正予算(第8号)について反対討論を行っておきます。  その大きな問題の一つが、今年度の補正予算に盛り込まれている彦根新市民体育センター整備運営基金です。膨れ上がった予算の穴埋めに根拠のない寄附を当て込んで、数字を合わせながら、巨額の箱物事業だけは継続させようとしております。  二つ目が、「ひこねで暮らそう」リフォーム事業です。経済効果があると言いながらの減額は、どこに起因しているのか。以前は6,000万円の予算が目いっぱい利用され、大きな経済効果を生み出しながら、今年度はさまざまな条件でハードルを上げ、さらに使いづらい仕組みにして予算を余らせたのではないか。せっかく他市からも注目されながら、独自事業として次年度に生かそうとしていないこと。  三つ目が、彦根愛知犬上広域行政組合運営費の負担事業です。新施設は少なくとも50年先まで稼働しています。だとするならば、50年先を展望した環境に負荷をかけない基本計画が必要です。そのためにもこの計画は見直しが必要で、可能ではないかとも考えます。今までの彦根市清掃センターと4町のリバースセンターの枠組みで再検討すべきです。さらに、まだ建設候補地の段階でありながら、施設整備、造成と基本設計等にかかわる費用が盛り込まれていることについて、建設ありきの予算であることなどからも、この議案に反対します。  議案第43号、議案第44号、議案第45号は契約にかかわる議案なので、一括で討論いたします。  これまでも日本共産党彦根市会議員団は、2024年の国民スポーツ大会を全く彦根の身の丈に合わない財政規模で無理やり推し進め、まだ十分使える市民体育センターを壊して市民をスポーツ難民にさせながら、新たに巨大なイベント会場を95億円もかけてつくろうとしていることに強く反対してきました。ここでも十分使える多くの利用者があるひこね燦ぱれすを潰し、また同じような機能の施設を国の交付金目当てに計画をしていることに対しても、本当に憤りを感じます。  このような市民置き去りの無謀な施設への工事契約を認めることはできないことからも、この三つの議案に反対します。  最後に、議案第2号令和2年度(2020年度)彦根市一般会計予算に対する修正動議について反対討論を行います。  彦根市の財政が危機的状況であることは多くの市民が知るところですが、今年度削減された事業や予算は10億円余り、戻ることはありません。その上に次年度も上乗せされ、事業費削減額は11事業、1,400万円です。規模はまだ本当に小さく見えますが、市民からの不信はさらに大きく深まっていると思います。  今回の令和2年度の一般会計予算は委員会で否決となり、3人から修正案が出されました。その内容は、シティプロモーションに関する予算と国際交流の予算188万円です。このようなものがどうして修正になるのでしょうか。当然、今、世界中が混乱している状況では、恐らく使い道がなくなっての予算であることには間違いありません。誰が見ても本当に失笑ものです。このような修正案を認めても、根本の予算の組み替えにはなっていません。市民置き去りの大型予算であることに何の変わりもありません。  以上、私たちは本気で彦根市の将来を見据えれば、新市民体育センター建設事業は立ちどまって、彦根の財政を根本から改めて再度見直す決断をすべきだと、これらの議案に反対して、私の討論とさせていただきます。 34 ◯議長(馬場和子さん) 11番和田一繁さん。和田さん。   〔11番(和田一繁君)登壇〕 35 ◯11番(和田一繁君) それでは、公政会を代表いたしまして、議案第43号、議案第44号、議案第45号を一括にて、賛成の立場から討論をさせていただきます。  (仮称)彦根新市民体育センター建設工事については、令和元年9月26日に行われた開札の結果、入札不調となったことを受け、昨年12月定例会におきまして、13億1,000万円の増額補正予算案が提案されました。市議会は、これに対して三つの付帯決議をした上で、多数をもって採決したものであります。  三つの付帯決議とは、一つには、「国および県に対する補助金等の増額要望や元利償還金が交付税措置される有利な地方債の活用など、財源の確保や後年度負担の軽減に、より一層取り組むこと。」二つ目は、「図書費購入など、施設整備にかかる経費の抑制については、市民の利用に影響のないものであること。」そして三つ目は、「競争性が確保できる入札方法を採用するなど、予算の範囲であってもできる限りの工事費低減を実現すること」であります。  一つ目に関しましては、国や県の助言も受け、市として努力された結果、今年度の元利償還に対して30%の交付税措置がされる有利な市債である地域活性化事業債を活用することとされ、その前提となる湖東定住自立圏の形成の協定に関する協定書の締結も既に行われ、今月中に市債の承認が得られることが確実と伺っております。この地域活性化事業債の活用により、今年度の元利償還金のうち約18億円が交付税措置され、交付税以外の一般財源が大きく軽減されることになります。  二つ目に関しましては、整備スケジュールの都合により今後の検討課題とはなりますが、三つ目の入札方法につきましては、初めての取り組みとして、2カ月間の猶予期間の設定や、業者からのVE(バリューエンジニアリング)提案方式の採用を行われたほか、さまざまな組み合わせが可能なJV(ジョイントベンチャー)の参加を認めるなど工夫されたことにより、建築、電気設備、機械設備、いずれの工事においても多数の応募者を確保することができ、その結果、競争性が働いて、3工種合わせて入札の予定価格82億1,993万7,000円(税込み)に対しまして、落札価格74億9,100万円(税込み)となり、差し引き7億2,893万7,000円の入札執行残が生まれ、事業費の圧縮が図られました。  このように、市は3項目のうち2項目においてしっかりと結果を出され、残る1項目についても、事業費の抑制、地域活性化事業債の活用により地方交付税を除く一般財源が大幅に減額されたことにより、今後しっかりと対応していただけるものと期待をしております。  このように、予算上の課題をクリアされた上で、我々市議会が本案件に対して審議すべき事項は何なのでしょうか。本議案は、地方自治法第96条第1項第5号の規定、また、議会の議決に付すべき契約および財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、議会に対して議決を求められたものであります。当該法令等の規定の趣旨、意味をすることは、契約締結の決定および契約手続について、慎重を期すために議会の議決を義務づけているものであります。  議会が審議すべき事項は、当契約案件が地方自治法施行令のほか彦根市契約規則を初めとするさまざまなルールに基づき、予算に基づいて入札準備作業から入札公告を経て、入札、開札、そして仮契約に至るまでの一連の事務が適法かつ適切に、また公正かつ公平に行われたどうかということでございます。体育館建設のありなし、また、後年度負担に、ましてや、ひこね燦ぱれすの解体などについて審議する案件ではないと思います。  これらの焦点に関しては、提出された議案概要書および福祉病院教育常任委員会での質疑応答の内容によれば、入札にかかわる一連の事務手続には何の問題もなく、適法・適切、公正かつ公平に行われたと判断されます。また、落札価格は予定価格の範囲内でかなり抑えられており、経済性も発揮された結果となっております。  加えて、(仮称)彦根新市民体育センターは、令和6年(2024年)の国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会の会場となる施設であり、竣工の遅れが許されない施設であります。  以上により、本契約案件は承認すべきものと考えます。  どうか多くの皆様のご賛同をお願い申し上げまして、公政会を代表いたしまして、賛成討論とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 36 ◯議長(馬場和子さん) 4番獅山向洋さん。獅山さん。   〔4番(獅山向洋君)登壇〕 37 ◯4番(獅山向洋君) 私は、最初に、議会運営について反対しておきたいと思います。  修正動議が出されたわけですが、普通なら修正動議に対して質疑が行われ、そしてその質疑の結果、賛成・反対討論が行われ、さらに採決が行われるべきだと思っております。その上で、原案か、あるいは修正原案かに対して討論が行われて、採決が行われるべきだと私は思っております。  ところが、今回は何と一括して、何もかも含めて質疑、そして討論をやれということなんですよ。ちょっと彦根の議会そのものの運営がおかしくなってきているのではないかと私は思っております。  それから、次に、予算案に対する修正動議の問題ですが、これについては、赤井議員が「大山鳴動してネズミ一匹」とおっしゃったわけですが、私はまさにお茶を濁しているなと、こういう印象を受けました。  188万8,000円の修正ということですが、その内容たるや本当に小さな問題でございます。私自身も、このムツヘタ市や、あるいはシティプロモーションについて、反対意見を述べるつもりでおりました。ところが、それを修正動議ということなんですね。何と、彦根市はもっと重要な問題がたくさんあるわけなんですよ。それなのに、こんなわずかの金額でお茶を濁すということ自体が私は本当に、大きな会派の皆さん、もっと反省してほしいと思うんですよ。しかも、この188万8,000円で、踏み込んだとおっしゃるわけですよね。何が踏み込んでいるんですか。情けないと私は思いますよ。  そういう意味で、私は趣旨は別に反対しているわけではないです。私も反対だったから。けれども、議員としての姿勢、あるいは会派としての姿勢をしっかり改めてもらいたい、そういう気持ちで私は反対討論をしておきたいと思います。  さて、それでは、議案についての討論に入りますが、まず予算関係では、議案第2号と議案第34号について、反対意見を申し上げておきたいと思います。  そこで、既におっしゃった部分もあるわけですが、やはり中期財政計画というものが何回も提出されているわけですから、これを無視するわけにはいきません。既に皆さんもご承知のとおり、一番最初は152億円の累積赤字になる。その次に出たのは80億円の累積赤字になる。最後に、この令和2年2月に出た中期財政計画では約40億円になる。出るたびに金額が半分ずつになっていくわけですね。ところが、皆さんもご承知のとおり、本庁舎耐震化整備事業で、34億円だったのが68億円かかっているわけですよ。  しかも、今回の(仮称)彦根新市民体育センター、これだけでも当初よりも30億円も増えているわけですよ。市民の常識からいえば、当然これだけ金がかかっているんだから財政が悪くなっていくはずだと思っていれば、何とどんどんどんどんよくなっていると、こういうとんでもない結果になっている。これに対して、市長はしっかりした説明を全然されないんですね。私どもは、言うならば、市民として作文に踊らされていると考えなければいけないと思います。  さて、次に、なくなった事業について批判しておきたいと思います。  彦根市行政評価委員会というものが長年にわたってございました。彦根市の各事業について、しっかりと評価してABCとかいうランクづけをされまして、この事業はさらに拡充すべきだとか現状維持とか、あるいはもうそろそろ考えたらどうかとか、こういう意見を述べておられたわけです。ところが、これを来年度予算ではあっさりと削ってしまったんですね。しかも金額はわずか41万円なんですよ。41万円を削ってしまったわけですよ。ですから、これは金額の問題ではないと思いますよ。私は、市長が要するにあんまり評価されたくないから委員会をやめておこうと、こういうことなんですよ。  既に皆さんも国際的な標準規格でISOというのをご存じだと思いますが、これにつきましても、これは中島市長の時代に始められまして、そして私もそれについて熱心に予算をつけてきたわけですが、大久保市長になったらあっさりやめてしまったんですね。国際標準規格は非常に厳しいわけですよ。だから市の職員にとっても大変勉強になる。ところが、これをやめたばかりに、最近は本当にささいなミスばかりやっているわけなんですよね。そうして、それを担当課長なり市長が謝ったらそれで終わりと、こういう姿勢が続いているわけでしてね。これがまさに一つの市の姿勢というか、姿のあらわれだと私は思っております。
     さて、次に、まさにこれは本庁舎耐震化整備事業の問題に入りますけれども、これについても今回ようやく工事が始まった。市民の皆さんはやれやれと思っておられるかもしれません。しかし、この問題は終わってしまったことではございません。後ほど市長の給与の問題も申し上げますけれども、とにかく9億4,000万円もの工事をやらないという裏合意があったわけですよ。この裏合意がだんだん明らかになってきて、そして百条委員会が行われました。百条委員会では市長は知らぬ存ぜぬを通したわけですけれども、さらに、今度は調停ということをやりまして、何と地方自治法施行令違反もやった当事者である彦根市とこの岐建が、司法制度を利用して一種のロンダリングをやったわけですね。  そういうことの中で一番重要だったのは、岐建が刻んだ鉄骨については岐建は瑕疵担保責任を負わないと、こういうことだったんですよ。ですから、あと幾ら入札しても、こんな瑕疵担保責任を負っていないようなこの鉄骨について、ほかの会社が請け負っても、何か問題があったら、ほかの会社が皆、責任を負わなければならなくなるわけなんですよ。  そういうことで、入札は不調、不調を重ねて、ようやく最後どこへ行ったかといったら、岐建に戻ってしまったわけなんですね。しかも、岐建に戻った過程の中では、副市長が岐建の本社を訪ねたり、そういうことで北川議員から内部告発的なものがあったりして、本当に疑惑まみれだったわけですよ。  そういうものについて、私ども、先ほど和田議員は入札の手続は合っているということをおっしゃいましたけど、入札の手続が正当だったらよろしいというわけにいかないですよ。言うならば官製談合だって十分あるわけですからね。それをここで賛成しまったら、おまえは議案には賛成していたではないかと、こう言われるわけなんですよ。だから、当然しっかりと反対意見を述べておく必要があるわけです。  さらに、もう一つ。この新市民体育センターですが、これについては堀口議員の方から詳しくおっしゃいましたのであえて申し上げませんが、言うならば、大久保市政は破壊の歴史なんですよ。言うならば、体育センターも砕いてしまった。ひこね燦ぱれすも砕こうとしている。それともう一つは、資産の喪失の歴史ですね。1.6ヘクタールもの彦根市の土地を県に無償で貸与するとか、そんなむちゃなことばかりやっているわけでしてね。そういう意味で、この新市民体育センターについても反対しておく必要があります。  特に弓道場につきましては、今回の入札結果を入れましても、和歌山国体の約4億円、それの5倍かかっているわけですよ。とんでもない話です。5倍は不当ではなくて、違法の判断が私は裁判所で出るのではないかと思っております。  さて、もう1点は、ごみ処理場の問題です。西清崎町に決まりましたけれども、このごみ処理場については、言うならばあそこは沖積層でして、土砂がかなりの高さ、10メートルから15メートルということなんです。ボーリングすればもっと深くなるかもしれません。しかも軟弱地盤です。その上で、この敷地に、いわゆる土砂が渓流となって流れる量、その部分が6分の1ぐらいかかっているわけなんですよ。  しかも、もう一つ。この北東側の部分には、これは土砂が崩れてくるという部分も敷地の境界付近まで来ているわけなんですね。だから皆さんも、想定外ということはよくあるんですけども、想定されているようなこういう場所にあえて持ってきたのはなぜかということ。これについては今ここできっちりと反対しておかないと、本当に想定どおりそういう災害が起きたときに、「一体何をしていたんだ」と言われてはかないませんからね。そういう観点から、しっかりと反対しておきたいと思います。  さらに、彦根城と彦根城博物館の維持管理事業ですが、これも予算の中へ入っておりますけれども、これはもう既にるる述べましたので、反対だけ申し上げておきます。  今まで申し上げたのは議案第2号および議案第34号です。  あと、議案第11号、議案第12号、議案第13号、議案第29号についても反対しておきたいと思いますが、これはもう簡潔に申し上げておきたいと思います。  まず一つは、議案第12号は、これは新市民体育センターに関するものですから当然反対です。  議案第13号彦根市事務分掌条例の一部を改正する条例案ですが、本当は詳しく申し上げたいんですが、歴史まちづくり部ということについてだけ反対しておきます。  歴史まちづくり部なんていいますけど、内容は文化財部と都市建設部を合わせたようなものなんですよ。文化財保護に関しては、これは法体系が延々とたくさんあります。世界遺産もそうです。しかも、この都市建設部も、建設関係、都市計画関係で延々と法体系があるわけなんですよ。どちらかというと双方対立する関係にあります。それを一緒くたにしてしまうということは、簡単に言えば、部長がその調整をやらなければならないようになるんです。これは本来は副市長、市長で調整すべき問題なんですよ。それを一部長に調整させようとするような考え方そのものが、行政として間違っていると私は思っております。  それから、もう1点。議案第29号について反対しておきます。  これは、彦根市の総合戦略について、もう10年目が来るから新たな総合戦略をつくりましょうと、こういうことなんです。これを市長は1年延ばしますと、こういうことを言っているわけですね。何をおっしゃっているんですかと。これは10年前から10年後に改定するということはわかっていたんですよ。  しかも、市長の言い分がおかしいんですよね。市長選挙があるから、その新たな市長の公約などを検討した上でということを言っていますけどね、市長選挙だって10年前からわかっていたんですよ。それはまさに引き延ばすためだけの言いわけ。しかも、何で引き延ばさざるを得なかったか。これは怠慢。簡単に言えば、市長として怠けていたからなんですよ。だからこういう変なへ理屈をつけて延ばそう延ばそうとしているわけです。  さて、一つ残ったのが議案第11号ですが、これは彦根市長の給与の特例に関する条例案です。この条例については、再び来年度、令和2年4月1日から令和3年3月31日までの市長の給料を半分にすると、こういうものなんですよ。  まず最初に皆さんおわかりいただきたいのは、市長の給料を1年間半分にしますと555万円になるんです。それから、今まで給料を半分にしてきたのを積算すると1,295万円なんですよ。このアル・プラザ平和堂の1カ月の賃料が800万円なんですよ。ですから、市長が幾ら1年間給料を削減しても555万円。この平和堂さんの賃料の1カ月にもならないわけです。今まで積算したものでも、これを計算しますと1.6カ月分ぐらいなんですよ。この裏合意で大変なことをやっていながら、結局、自分の責任を明らかにするなんて言いながら、ご本人の生活は大変かもしれないけれども、わずか市民に対してはそれだけしか簡単に言えばお返ししていないということです。  それに対して、今度は市長は、「これは金額の問題ではない」と、こうおっしゃるわけですよ。それでは、金額の問題でないならば私も申し上げたい。それならば、なぜ市長は延々とこれだけの給料半額を続けられるのか。普通、職員の不祥事があって管理監督責任ということを言うときには、市長はせいぜい給料を多くても3割カットで、3カ月か6カ月で終わりなんですよ。それを延々と続けるというのは、いかに自分の責任が重大であるかということを認識しているわけですよ。  簡単に言えば、職員には責任がない、自分に責任がある。裏合意はまさに自分が指示したんだということを、この金額で自白しているわけなんですよね。そのやった職員がどんな責任をとったか。川嶋前副市長は退職金を全然減額されていないわけですよね。  しかも、当時の担当部長、戒告だけですよ。こんなもの、普通ならこんなことをやったら懲戒処分されるか、どれだけ見ても給料を減額されるはずなんですよ。ところが戒告だけで済んでいるんですよ。こんなおかしな話がありますか。  私は人間が悪いから、これはもう、こういうことをやっているのは口止め料だと思っているんですよ。要するにしゃべられたら困るからということで、自分だけ責任をとろうと。責任をとるんではないですよ。責任はとっていないのに、とった格好だけしようと、こういうことをやっているということなんですよ。  さて、もう時間がなくなりました。議案第43号から45号について、この新市民体育センターを落札した鴻池組、これはこの本庁舎耐震化整備事業のときも出てきているんですよ。いいですか。しかも、大きな裏合意をやっているその金額どおりでずうっとついてきていると、そういう怪しげな会社であるということを申し上げておきたい。  残念ながら時間がなくなりましたけれどもね。そういう意味で、私は今回についても、今申し上げた議案について強く反対しておきたいと思いますので、ご賛同をよろしくお願いします。 38 ◯議長(馬場和子さん) 17番矢吹安子さん。矢吹さん。   〔17番(矢吹安子さん)登壇〕 39 ◯17番(矢吹安子さん) 会派夢みらいを代表いたしまして、修正動議に対し賛成討論を行います。  次年度彦根市一般会計当初予算の中には、一つ目、保育一般経費の人材確保事業として、待機児童解消などのためにも、奨学金返済支援補助金を計上され保育士確保が図られること、二つ目として、行催事事業として市民の声を反映し、新たなバージョンで花火フェスを開催されることは、これからの未来に期待できると評価できること、三つ目、新市民体育センター関連予算がしっかりと確保されたことで確実に前に進むと確信できることなど、当初予算として評価できるものでありましたが、今回、予算常任委員会で否決され、修正動議が出てきたところであります。  修正動議の中のシティプロモーション戦略・運営委員会負担金を減額修正とされておりますが、官民協働の推進組織を立ち上げられ、彦根市のために、20名近くの皆さんがママパスポート事業やウエブサイトの運営など既に動き出している事業がありますが、人的なサポートなどを密にし、カバーしてもらいたいと思います。  また、国際交流推進事業のムツヘタ市への海外渡航業務委託料などが削減されましたが、世界遺産登録を目指し前に進んでいる彦根市にとって、ムツヘタ市と連携をとるには遅過ぎた交流であろうかと思い、削減もいたし方ないと考えます。  最後に、当初予算を是としている中で、今回の修正動議を賛成することは苦渋の決断ではありますが、昨年の当初予算否決によって市民に不安と混乱を招いたことを決して招いてはいけないと思い、修正動議に対する賛成討論とさせていただきます。 40 ◯議長(馬場和子さん) 3番角井英明さん。角井さん。   〔3番(角井英明君)登壇〕 41 ◯3番(角井英明君) 日本共産党の角井英明です。議案第2号令和2年度(2020年度)彦根市一般会計予算、議案第3号令和2年度(2020年度)彦根市国民健康保険事業特別会計予算および議案第12号(仮称)彦根市新市民体育センター整備運営基金の設置、管理および処分に関する条例案に対する反対討論を行います。  初めに、議案第2号です。  今議会の提案説明、その冒頭は国の経済動向について述べられました。新型コロナウイルスの影響はその時点では予想できなかったとはいえ、政府の余りにも甘い認識を追認したものになっています。これでは、地域経済を守り、発展させる市独自の施策は生まれないと考えます。  市の財政については、「さらに本庁舎耐震化整備事業や、2024年に開催されます第79回国民スポーツ大会・第24回全国障害者スポーツ大会関連事業である市民体育センター整備事業、金亀公園整備事業などの大型の事業に取り組まなければならないことなどから、非常に厳しい状況にあります」と述べています。しかし、ここには非常に厳しい状況をつくってきたことへの反省がありません。  去年提出された予算で、87事業、11億7,000万円の本来市民の暮らしと福祉に使う予算が削られました。さすがにこれは許せないと、多くの議員の反対で予算は否決されました。その結果、18事業、1億1,000万円が戻り、6月定例会で成立しましたが、69事業、10億6,000万円は消えたままです。来年度も市民の暮らしと福祉に使う予算が削られています。しかし、去年の轍は踏まないと考えたのでしょうか。今年度のように大なたを振るうということはしていません。もっとも、もう削るものがないのかもしれません。削減したのは11事業、1,400万円です。  したがって、新市民体育センター建設が最優先されたこの2年間で見てみると、80事業、11億円に近い市民の暮らしと福祉の予算が削られたことになるのです。この予算に反対する大きな理由です。  安倍政権は観光立国を掲げ、2030年に訪日外国人を6,000万人に増やそうとしています。しかし、今回の新型コロナウイルスで明らかになったのは、訪日外国人頼みの観光経済、観光客数や消費拡大という、量ばかりを優先して追い求める政策は極めて危険であるということではないでしょうか。彦根市も、定住人口の減少に歯止めをかけるのだと交流人口の増加を掲げ、彦根城の世界遺産登録や新市民体育センターを使っての集客、誘客に乗り出そうとしています。  2019年6月に改訂された彦根市まち・ひと・しごと創生総合戦略には、この二つがしっかりと明記されています。こうあります。「20世紀型観光からの脱却を図るため、国宝彦根城をはじめとする文化財や彦根城博物館を、市民をはじめとする多様な主体が文化活動等を展開できる文化的空間として活用し、磨きあげることで、ブランド力の向上を図り、まちなみ景観、文化財、食、伝統産業、文化・芸能等を取り込んだ魅力的な城下町『21世紀型城下町・彦根』を創造していきます」。新市民体育センターについては、「2020年の東京オリンピック・パラリンピックや、ワールドマスターズゲームズ2021関西の開催に伴うムーブメントが地方へも波及することを踏まえて、多様な交流やスポーツに親しめるにぎわいに満ちたまちづくりをめざしていきます」、こんなふうに書かれています。  ここには、スポーツ基本法にある、全ての人々の権利であるスポーツを通じて幸福で豊かな生活を営むことの実現より、新体育センターを使っての興行や集客の重視があるように思えてなりません。興行や集客、にぎわいにばかり目を向けていいはずがありません。  国士舘大学客員教授の鈴木知幸さんは、「スポーツ施設はもともともうからない。最優良と言われる東京体育館でも収支比率は約70%、地方なら20から30%で、そもそも経営が成り立たず、民間事業者はやりたがらない」と指摘しています。新市民体育センターの管理運営に幾ら有能な特別顧問を招聘しても、限界があるのではないでしょうか。鈴木知幸客員教授の指摘を重く受けとめるべきではないでしょうか。  住民にとって利用しやすいスポーツ施設は、住居から800メートルの範囲であるという英国の調査結果があります。大きな施設一本やりで、市民のスポーツをする権利を充足することができるのでしょうか。  また、新市民体育センターには防災の拠点としての役割があると言っています。地球温暖化による異常気象や大地震などの自然災害が起こる可能性が高まっています。早急な準備が必要です。多くの市民には利用できない大きな避難所より、災害関連死を防ぐために、より快適で安全な地域ごとの施設整備が求められます。欧米では当たり前の簡易ベッド、段ボールベッドなどの備蓄を始めるべきです。避難所では温かい食べ物が何よりも必要になります。それが可能になる体制づくりを進めるべきです。こういったところにこそ予算をつけていくべきだと考えます。  定住人口の減少に歯止めをかけ交流人口を増加させようと思うのなら、近隣の豊郷町がやっているように、医療費の18歳までの無料化や給食費の無料化こそ実施すべきではないでしょうか。甲良町や多賀町では人口減少が続いているにもかかわらず、豊郷町では子育て世代の転入が年40件程度で増えています。地域経済に貢献するリフォーム事業も同じですが、大型事業ではなく、市民に寄り添った政策への転換が求められていると思います。予算反対の二つ目の理由です。  以上の理由で、議案第2号に反対します。  続いて、議案第3号です。  国民健康保険料は、保険者である市町村が当該年度において予想される1年間の医療費などの支出を見込んで、国からの補助金などを差し引いた不足分を加入者に対して保険料として徴収されるものです。低い国民年金、消費税10%増税などで、国保に加入する約1万5,000世帯に対して、何らかの理由で滞納せざるを得ない世帯がいまだに2割近くあります。  平成30年度から国保制度の広域化が計画され、それぞれの市町の独自性がなくなり、令和6年度から全県で保険料が統一されます。これまで基金は急激な医療費給付の上昇に伴う財源に充てるとされてきましたが、全県での広域になれば、それぞれの市町からの充当はなくなります。低い国民年金だけで細々と暮らしておられる市民がいます。国保料が払えず保険証を取り上げられ、受診が遅れて亡くなられる事例が全国であります。  彦根市には10億円の基金があります。以前は基金がゼロのときもあったが、運営は可能だったと聞いています。県で保険料が統一されれば基金は不要になります。大変な暮らしをしている市民の生活に少しでも寄り添うために、高過ぎる国保料の引き下げの財源に今こそ充てるべきです。  以上の理由から、議案第3号に反対します。  議案第12号(仮称)彦根市新市民体育センター整備運営基金の設置、管理および処分に関する条例案に反対する討論です。  反対の理由は、議案第2号の討論で述べたとおりです。床面積約1万3,800平方メートル、旧体育センターは4,700平方メートルでした。約3倍です。観覧席は2,752席。大き過ぎると思います。彦根市に、そして湖東定住自立圏にしても、身の丈に合わない施設ではないでしょうか。そこにひこね燦ぱれすや弓道場まで合築しようとしています。身の丈に合わない、大き過ぎる施設です。だから巨額の建設費がかかり、整備運営基金の設置、管理および処分に関する条例案が必要になるのです。  彦根市の将来にとって必要な施設であると大久保市長は言いますが、このままではかえってお荷物になるのではないかという危惧を表明して、反対討論とします。 42 ◯議長(馬場和子さん) 1番辻真理子さん。辻さん。 〔1番(辻 真理子さん)登壇、資料掲示〕 43 ◯1番(辻 真理子さん) 私は、議案第2号および議案第2号についての修正案について、いずれも反対の立場から討論をいたします。  まず、和田議員ほか2名から提案されました議案第2号についての修正案に対する反対討論を行います。  この提案は、総額483億8,000万円の令和2年度彦根市一般会計当初予算に対して、188万8,000円を削減する旨の提案であります。この188万8,000円は、483億8,000万円に対してはわずかに0.0039%でありました。これらの削減については反対をするものではございません。しかし、現在の彦根市の財政状況を鑑みたとき、とても当初予算に対する修正案というにはほど遠いと言わざるを得ません。したがって、修正案については、修正案ということができないと考え、反対であります。  次に、議案第2号に関してでございますが、地方自治体の予算というものは単年度に作成するものであります。しかし、単年度予算であるからといって、むやみに歳出を膨張させたり、歳入を地方債発行や財政調整基金の取り崩しに頼ると、後年度に大きな負担を招くことになり、そのことによる弊害をなくすためには、中長期的な視点に立ち財政計画が策定されるものであります。  この財政計画は、ある意味、市長の暴走を食い止めるための財政当局の良識ある防波堤のはずであります。そして、その財政計画の実現に向けた具体的な行動指針が注意書きに書き込まれています。  例えば、職員の人件費を削減するときには、時間外勤務を減らして5%なり10%の削減をすると。また、事業見直しと称して、継続事業を中心としてスクラップ・アンド・ビルドによって事業の再構築をしましょう、その規模としては毎年20億円から30億円削減しないと財政調整基金が枯渇しますよと、財政当局が注意信号をともしているわけです。  そして、平成31年度、つまり令和元年度には、この事業見直しによって87事業、11億7,200万円余りの事業削減が提案されたため、議会において、当初予算は、反対18、賛成5の大差で否決されました。否決の原因は、枠配分方式による事業見直しというかけ声だけがひとり歩きし、関係団体などへの事前の説明や同意を得ないまま突き進んだことにあったと思います。  特に、観光施策や産業振興、高齢者施策における部分ではこの問題が顕著に見受けられ、市民は怒りを通り越して、市長というのは本当に市民のことを、事業者のこと、高齢者のことを考えているのかという意味で、怒りが爆発したと思います。  そして市長は、令和2年度当初予算においても枠配分方式によって事業見直しを行うと宣言していたはずですが、事業見直しまでにいかずに編成できたと発言されました。しかし、現実には90億円もの地方債発行と2.7億円の財政調整基金の組み入れで賄おうとしているわけです。  ここで、皆さんはグラフをごらんください。できるだけ大きくお願いします。そこで、平成29年1月と平成30年5月、令和2年2月の三つの中期財政計画の歳入のうちの地方債について、計画の年度ごとに積み上げてみました。  パネルをごらんください。左の棒グラフは、平成29年1月に計画していた令和3年度までの地方債を積み上げたもので、中央の棒グラフは、平成30年5月に計画していた令和5年度までの地方債、右の棒グラフは、令和2年2月に計画した令和5年度までの地方債をそれぞれ積み上げてあります。  平成29年1月には、5カ年で241億円の地方債を発行する見込みでございました。平成30年5月には、同じ期間に258億円の地方債を発行する見込みでございました。令和2年2月には、同じ期間に304億円の地方債を発行し、および発行する見込みの金額であります。この5カ年分の累積金額の高さを比較したのが赤色の実線で、令和5年度までは赤色の点線で比較をしています。平成29年度から令和3年度の5カ年については、平成29年1月に予定していた累計との比較をするため、緑色の点線を入れてあります。赤色の実線を比較すると、平成29年1月と令和2年2月との間で63億円もの増加がございます。  その原因を探るために、この間に起債がされた事業を見てみます。また、その間に行われた、あるいは行われる大きな事業というのは、まさしく本庁舎の第2期工事でありまして、また新市民体育センターの工事でございます。  本庁舎の工事は当時34億円で行えるはずでした。ところが、裏合意問題が発覚したことによって、第1期工事の工事業者との間で民事調停を行い、その後、34億円余りの追加費用が必要になりました。仮庁舎の賃料においても、延長を余儀なくされたことで膨れ上がった原因の一つになっています。次に、新市民体育センターは約31億円の費用増加となりました。合計すれば、ほぼ63億円に近い金額となりました。  このように、一つの財政計画三つを並べて比較してみると、いかにずさんな計画で物事が進められたのかと確認できます。  特に裏合意問題につきましては、百条委員会では、一体誰が主導したのかという点についての結論を導き出すことができませんでしたが、少なくとも市長の管理責任は重大であります。また、新市民体育センターについては、わずか2年余りの時間の経過の中で31億円もの費用増加を招いたわけで、こちらも決裁権者としての責任は重大です。  民間企業におきましては、株主の利益の確保の観点からも、このような事案が発生すれば当然トップは辞任を求められます。株主訴訟におきまして損害賠償請求が要求されることは当然であります。  しかし、市長は本庁舎の不始末についてだけ責任があるかのごとく述べて、市長給与の50%削減を行っています。しかし、年額で約600万円弱という削減額では、仮庁舎の1カ月の賃料にも満たない額でございます。この削減をもって責任を果たしたとするのであれば、市民としては納得がいかないものでございます。  昨年3月には市長不信任案が提出されたわけでございます。それは民間と同じように、市長に辞任をすべきというように議会が迫ったわけです。わずか1票差で否決されたことを思い出すと本当に無念でなりませんし、このことが彦根市の将来に暗い影を残すこととなりますでしょう。市民に多大な迷惑をかけている市長の責任というものは、職を辞することでしか償えないのではないかと思っております。もっと慎重に、もっと緻密に財政運営を考えるべきであります。  さらに、大久保市長は、実質公債費比率という負担に対する考え方において、致命的な尺度の違いがあるのではないかと思います。つまり、実質公債費比率のボーダーラインを18%だと捉えていると思われる節がありますが、実質公債費比率は過去3年間の平均値でございますので、公表数値が18%に達したときは、その年度においてはもう確実に18%を超えていると考えます。大久保市長は理解しておられるのかどうか不安でなりません。  私は考えてみれば12年間議員をさせていただきましたので、市長よりもはるかに長く、いろんな経済状態があったことを認識しております。平成9年は文化プラザ、平成11年はみずほ文化センター、平成14年は市立病院と、当時の市長が相次いで大型箱物事業を推進し、平成15年には実質公債費比率が15.5%であった。その実質公債比率が平成18年には一気に23.3%。23.3%、考えられないような比率になったわけです。これはもう自治体としては崩壊するということでございます。たった3年後に大きな数字にはね返ってきたという過去の事実を大久保市長は学んでいないのでしょうか。  23.3%まで悪化した実質公債費比率を8%台までに下げたのは、そして、彦根市の財政を安定させたのは元獅山市長でございます。それはみんなが認識していることでございます。再び大久保市長になってからは、実質公債費比率は悪化に向かっております。  また、平成30年度の経常収支比率をごらんいただきたいと思いますが、これは県内自治体で現在最悪でございます。前年度の94.9%から1.3ポイントさらに悪化して、96.2%になっております。  財政に関する各種の指標というものは多方面からの見方によって分析されるものですから、一面から問題点が出てきたときには、既にほかの面にも問題点が潜在してきているわけでございます。そうならないための警鐘が、財政当局がつくり上げた中期財政計画のはずでございます。  次に、昨年9月定例会におきまして、全会一致で採択されました請願がございました。「彦根市おむつ等購入費助成事業実施要綱をはじめとする彦根市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画の見直しにあたっては市民の意見を反映することを求める請願」でございました。  これに先立ち、一般質問におきまして福祉保健部長からは、「事業の見直しについては、国の交付金の動向を含め、高齢者保健福祉協議会において今後議論をしてまいりたいと考えております」という答弁があり、改善を期待していましたが、このことに関して話し合いは進展しなかったようでございます。議会が全会一致で採択した請願を無視し、令和元年度一般会計補正予算において、大幅な紙おむつ補助金が増額補正されることなどの期待は裏切られました。  さらに、会計年度任用職員の給与等が人件費の中に組み入れられたことによりまして、予算内での人件費の構成比率は上昇しております。しかし、従来物件費に組み入れられました臨時職員の給与などの額と比較したとき、物件費の減額を大きく上回る人件費の増加となっています。人件費の増加については非常に曖昧なまま、採決に至っております。  本会議で取り上げました大分県杵築市においては、職員の手当を削減することで平均5%の人件費削減を提案しています。杵築市の財政状況は本市よりもさらに厳しいものではありますが、このことをもとに、私から提言したものでございます。しかし、市長からは、「職員の給与を上げることが大切である」と答弁されました。市民がこうむる不利益さや不便さについては、どうやら思いが至らないようでございます。  市長も副市長も、そして議員や職員の給与は市民が納めた税金で全て賄われているという認識がずっと欠如していると思うんです。市長ご自身の給与減額は、恥ずかしながらも、本庁舎問題での管理監督責任に対するものであると説明されました。市長の管理監督責任の不十分さから30億円以上もの追加予算が発生し、地方債増発という結果が既にあらわれております。管理監督責任は当然でありますが、追加の財政出動を余儀なくされたという部分こそが、本市財政の悪化の根源であります。  思い起こせば、平成25年8月に、大久保市長が当時の庁舎耐震化工事担当であった総務部長との協議も行わずに、1人県庁に赴き、同年3月に既に合意ができていた現在の立体駐車場が建っています県有地の購入を一旦立ちどまり、購入を見合わせたことに始まりました。全てはこの大久保市長の独断、そしてその判断ミスから始まったと思っております。このことは新市民体育センター建設工事でも同様でございます。  一部の議員が議長に対して議員報酬の削減を申し入れておられましたが、議員の中にも財政に関する危機意識が当然ございます。職員の中にも同様に危機意識を持っておられる方もたくさんあります。それがないのが大久保市長なのです。大久保市長は彦根市を私物化しているのではないかと思います。これは彦根市は大久保市長の私物ではないんです。11万人の市民のためにあるべき税金をどのようにして市民のために還元するか、それを考えるのが市長の仕事です。さまざまな指標にあらわれていないから大丈夫だという考え方は間違いで、県内最悪の経常収支比率であるというシグナルを一つとってみても、何らかの行動に着手すべき兆候だと認識しております。  質疑において、私に対して大久保市長が、「職員の給与を上げていきたい、職員の笑顔を見たい」と言いながら、しかし、理事者席に座っておられる職員の顔を見ましたとき、そのことでそうだとうなずいた方は一人もおられません。  ここで百条委員会のことを振り返りますと、彦根市始まって以来の裏合意を調査する百条委員会において、4人の証人喚問が行われました。それぞれに虚偽の発言をしないことを前提に、証人喚問に臨まれました。それぞれの方は体が震えている方もありました。大久保市長以外の3人の方々は人生の一大事であったと思います。私も見ているだけで胸が締めつけられる思いで答弁を聞きましたが、3人の方は本当に誠心誠意答弁されたと思いますが、大久保市長1人は、20項目以上の質問に対して、たった三つの言葉しか発しませんでした。「部下からの報告がなかった」、「記憶がない」、「知らなかった」。傍聴席からこんな声が出ました。「それでもおまえは市長か」と怒号が飛んだんです。市長としての責任に対して、いや、人として、この状況は私は今も忘れることはできません。  最後に、2018年度定例会以降、3年連続で、当初予算についての修正案が2回、当初予算否決と、大久保市長が提案した予算はまともに認められなかったことが連続しています。もちろん今回修正案を含めて否決に回る議員もいらっしゃると思いますが、私は、最後にいろいろなことを申し上げましたが、議案第2号に対する修正案と、そして、もともとの原案に対して反対を表明するものでございます。  どうか皆様の賛同をよろしくお願いして、反対討論とさせていただきます。 44 ◯議長(馬場和子さん) 6番北川元気さん。北川さん。   〔6番(北川元気君)登壇〕 45 ◯6番(北川元気君) 令和会の北川元気でございます。議案第2号の令和2年度(2020年度)彦根市一般会計予算と、ただいま提出されました修正案、それから議案第29号第2期彦根市まち・ひと・しごと創生総合戦略を定めることにつき議決を求めることについて、この三つに対して、会派令和会を代表して、反対の立場から討論いたします。  まず、新年度当初予算は過去最大規模の約483億円、前年度比にしますと8.6%の増。借金に当たります市債については、大型事業の影響で、前年度は約57億円発行から大幅に増えまして約90億円の発行。市債残高、借金の総額でありますが、こちらは前年度991億円だったものが1,027億円に増える見込みで、これを市民一人当たりで概算しますと約90万9,000円ということになります。  事業見直しですが、令和元年度では69事業、10億6,000万円削減・縮小がされましたが、これに加えて、令和2年度は新たに11事業、1,457万5,000円が追加をされ、合計いたしますと80事業、10億7,457万5,000円ということになりました。ということで、主な反対の理由として、これから3点申し上げていきたいと思います。  まず一つ目は、でたらめな彦根市の中期財政計画でございます。  まず、本計画は予算編成の根拠として我々に示されておりましたが、そこには、景気は緩やかな回復基調にありといった、我が国経済への認識が書かれてあります。もう皆さんもご案内のとおり、GDPはマイナス7.1%の下方修正がされ、これに加えてコロナショックがあります。現在では既にあり得ない状況でありますと、まず指摘をしておきたいと思います。
     その上で、今回の中期財政計画では、歳入となる地方交付税、お金の入り口ですけれども、これが毎年約10億円ほど増えて試算がされております。さらに、実質収支を決算見込み値に変更したことで、こちらも毎年3億円、お金の入り口が増えております。前の計画と比較をしたら一目瞭然ですが、歳入、お金の入り口の方に毎年約13億円程度が新たに誕生していることとなります。  また、年々明らかに財政状況が悪化しているにもかかわらず、累積赤字は5年間で約80億円程度としていた前の計画から、今回は約40億円に半減されており、まるで財政状況が改善されているような計画に生まれ変わりました。計画の継続性に欠け信憑性も疑われる、楽観的で、でたらめ中期財政計画だと思います。  また、本計画の三つの目的として、一つ目は、中期的な財政収支の見通しを立て、将来の財政運営の健全性を確保するための指標といたします。二つ目は、予算編成や予算執行に当たっての指標とします。三つ目は、市民や職員への財政状況に関する情報提供の一つとします。このようなでたらめ中期財政計画を指標に、予算編成、予算執行されたり、職員や市民への情報提供にされるなどあり得ません。  さらに、委員会質疑でも明らかになりましたのは、予算編成の根拠としてこの計画は提出されたはずなのに、我々は再三、早く出せと求めていたにもかかわらず、大幅に遅れて本年の2月に提出されました。本年の2月に提出されたということは、新年度の予算編成にこの中期財政計画の中身が反映されていないという実態であったということで、この点も指摘しつつ、でたらめ中期財政計画は撤回せよと、強く申し上げておきたいと思います。  それから、次に、市庁舎耐震化について、反対の意見を述べておきます。  裏合意問題の責任は、川嶋前副市長の引責辞任に全てこれのせいにして終わらせてしまい、しかるべき人は責任をとっておらず、その後、うやむやにされたまま現在に至っています。市民は大きな損害をこうむり、そのツケを払わされることとなります。  何度でも申し上げておきますが、大久保市長は、市民に与えた損害を明確に説明し、辞職して、けじめをつけるべきだと申し上げ、そんなことさえできない本事業には反対しておきたいと思います。  続いて、新市民体育センターの関連です。  総事業費約95億円にもなる巨額な本事業は、指定管理料などのランニングコストの抑制などと資料では示しておきながら、具体的な数字すらいまだに明らかになっていません。収支計画もまともに示せず、あたかも稼働率を上げて利用料でもうかる施設になるかのような間違った議論をされていますが、少なくても指定管理料は1.3億円程度かかるわけで、収入は4,000万円程度です。大赤字です。  さらに、ライフサイクルコスト、建物がその役割を終えるまでのトータルのコストでは、過去の答弁では454億円以上にもなる。つまり建設したら終わりなのではなくて、その建物を維持し続けるために、膨大な市民の税金を使い続けなければならないわけであります。身の丈以上の新市民体育センター建設については、これまでと同様の理由で反対としたいと思います。  介護や福祉、保育現場からも助けを求める声が既に上がっています。待機児童問題も、保育士不足で全然解消のめどさえ立っていません。7人に1人が子どもの貧困、5割を超えるひとり親世帯の貧困、6割以上の貯蓄ゼロ世帯の若者たち、大型箱物事業より、まず優先すべきなのはここへの支援です。それをやらずして、少子化問題の解決などあるはずがありません。以上のことから反対といたします。  また、修正動議が提出されましたが、内容はわずか188万円ぽっちの減額修正であり、483億円の予算規模に対して、188万円ぽっちにケチをつけて修正をして、正直、何がしたいのがわかりません。重箱の隅をツンツンとほじくられるのは勝手でしょうが、こんな188万円ぽっちの修正をしたからといって根本的な問題の解決はありませんので、当然反対です。  続いて、議案第29号第2期彦根市まち・ひと・しごと創生総合戦略を定めることに議決を求めることについてに対する反対討論をいたします。  安倍総理は、たしか、少子化は国難であるとして解散までやらかしました。いかにして少子化に歯止めをかけ人口を維持していくかは、まさに国も地方も全力で取り組まなければならない国難であると思います。  その上で、第2期総合戦略の基本目標の2に掲げる「次代を担う子どもたちを安心して産み、育てることのできるまちづくり」の項目では、第1期の総合戦略では、年間の出生数の目標値として、毎年1,000人を維持していくとされていましたものが、第2期今回の計画では959人と下方修正がされてしまいました。つまり彦根市では年間1,000人の子どもたちを産んでいただこうと、そういった目標を立てていたにもかかわらず、既に平成30年度で目標の1,000人を下回り947人となったために、第2期の計画では1,000人の目標というのをあっさりと諦めてしまったわけであります。  一方で、では、人口を維持するためにどうしますかという話で、社会増減数の目標を、年間の転入超過100人という目標から150人に変更されたわけでありますが、これでは都市間競争、人口の奪い合いを加速させるだけでありまして、また、外国人労働者の増加に期待をするかのような社会増、こういうものであれば根本的な少子化問題の解消とはならないわけであります。  自然増、つまり彦根市で子どもを産んでもらおうという目標を下げておいて、社会増、つまり彦根市に移り住んでもらおうということで補おうとするのであれば、少子化に歯止めをかけるという本来の目的は弱くなってしまい、それに伴って、厳しい財政状況である彦根市では、安心して子どもを産み育てるということよりも、移住してもらおうということを優先される政策形成や予算配分がなされるというわけであります。  出生数1,000人の目標を掲げたが維持できないのであれば、目標数を下方修正するのではなく、どうすれば1,000人の出生を維持できる彦根市になるのかに知恵を絞り、必要な対策と予算をつけて全庁挙げて全力で取り組むべきであって、この第2期総合戦略はその考え方そのものがおかしいと思いますので、反対です。  以上、議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。 46 ◯議長(馬場和子さん) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかに討論はございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 47 ◯議長(馬場和子さん) 討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより採決を行います。  ただいま議題となっております各議案のうち、まず、議案第2号令和2年度(2020年度)彦根市一般会計予算に対する和田一繁さんほか2名から提出されました修正案について、起立により採決をいたします。  お諮りいたします。  本修正案に賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 48 ◯議長(馬場和子さん) ご着席ください。  起立多数であります。よって、議案第2号令和2年度(2020年度)彦根市一般会計予算に対する修正案は可決されました。  次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について採決をいたします。  お諮りいたします。  議案第2号の修正部分を除くその他の部分については、原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 49 ◯議長(馬場和子さん) ご着席願います。  起立多数であります。よって、修正議決した部分を除く他の部分は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第3号令和2年度(2020年度)彦根市国民健康保険事業特別会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 50 ◯議長(馬場和子さん) ご着席ください。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第4号令和2年度(2020年度)彦根市休日急病診療所事業特別会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 51 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第5号令和2年度(2020年度)彦根市農業集落排水事業特別会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 52 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第6号令和2年度(2020年度)彦根市介護保険事業特別会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 53 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第7号令和2年度(2020年度)彦根市後期高齢者医療事業特別会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 54 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第8号令和2年度(2020年度)彦根市病院事業会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 55 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第9号令和2年度(2020年度)彦根市水道事業会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 56 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第10号令和2年度(2020年度)彦根市下水道事業会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 57 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第11号令和2年度における彦根市長の給与の特例に関する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 58 ◯議長(馬場和子さん) ご着席ください。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第12号(仮称)彦根市新市民体育センター整備運営基金の設置、管理および処分に関する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。
      〔賛成者起立〕 59 ◯議長(馬場和子さん) ご着席ください。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第13号彦根市事務分掌条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 60 ◯議長(馬場和子さん) ご着席ください。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第14号彦根市印鑑条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 61 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第15号彦根市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 62 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第16号彦根市国民体育大会等運営基金の設置、管理および処分に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 63 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第17号彦根市手数料条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 64 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第18号彦根市建築確認等に関する手数料条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 65 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第19号彦根市立幼稚園保育料等徴収条例および彦根市立認定こども園設置条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 66 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第20号彦根市地域体育館の設置および管理に関する条例等の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 67 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第21号彦根市放課後児童健全育成事業の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 68 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第22号彦根市特定教育・保育施設および特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 69 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第23号彦根市家庭的保育事業等の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 70 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第24号彦根市国民健康保険条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 71 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第25号彦根市病院事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 72 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第26号彦根市道の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 73 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第27号彦根道路占用料徴収条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 74 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第28号市道路線の認定につき議決を求めることについてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    75 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第29号第2期彦根市まち・ひと・しごと創生総合戦略を定めることにつき議決を求めることについてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 76 ◯議長(馬場和子さん) ご着席ください。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第34号令和元年度(2019年度)彦根市一般会計補正予算(第8号)を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 77 ◯議長(馬場和子さん) ご着席ください。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第35号令和元年度(2019年度)彦根市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 78 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第36号令和元年度(2019年度)彦根市下水道事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 79 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第37号令和元年度(2019年度)彦根市休日急病診療所事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 80 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第38号令和元年度(2019年度)彦根市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 81 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第39号令和元年度(2019年度)彦根市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 82 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第40号令和元年度(2019年度)彦根市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 83 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第41号令和元年度(2019年度)彦根市病院事業会計補正予算(第2号)を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 84 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第42号令和元年度(2019年度)彦根市水道事業会計補正予算(第2号)を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 85 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第43号工事請負契約の締結につき議決を求めることについてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 86 ◯議長(馬場和子さん) ご着席ください。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第44号工事請負契約の締結につき議決を求めることについてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 87 ◯議長(馬場和子さん) ご着席ください。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第45号工事請負契約の締結につき議決を求めることについてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、可決であります。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 88 ◯議長(馬場和子さん) ご着席ください。  起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。 ────────────────── 日程第3 委員会議案第1号上程(質 疑・討論・採決) 89 ◯議長(馬場和子さん) 日程第3、委員会議案第1号地方自治法第180条議会の委任による専決処分事項の指定案を議題といたします。  職員に議案を朗読させます。   〔北坂議会事務局次長朗読〕 90 ◯議長(馬場和子さん) お諮りいたします。  ただいま議題となっております委員会議案第1号については、地方自治法の改正に伴い、本指定において引用している条項のずれを改めるものであり、内容も簡明でございますので、会議規則第37条第3項の規定に基づき、提案者の説明を省略したいと存じます。これにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 91 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、委員会議案第1号については、提案者の説明を省略することに決しました。  これより委員会議案第1号に対する質疑に入ります。
     ただいまのところ質疑の通告はございません。  質疑はございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 92 ◯議長(馬場和子さん) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております委員会議案第1号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたします。  これより討論に入ります。  ただいまのところ討論の通告はございません。  討論はございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 93 ◯議長(馬場和子さん) 討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより採決を行います。  委員会議案第1号地方自治法第180条議会の委任による専決処分事項の指定案を採決いたします。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 94 ◯議長(馬場和子さん) ご着席ください。  起立全員であります。よって、委員会議案第1号地方自治法第180条議会の委任による専決処分事項の指定案は原案のとおり可決されました。  暫時休憩いたします。            午後0時27分休憩            午後1時29分再開 95 ◯議長(馬場和子さん) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  皆様に配付いたしましたとおり、議会運営委員長から議長あてに委員会議案第2号彦根市議会委員会条例の一部を改正する条例案が提出されました。  お諮りいたします。  これを日程に追加し、議題とすることにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 96 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、委員会議案第2号を日程に追加し、議題とすることに決しました。 ────────────────── 追加日程 委員会議案第2号上程 97 ◯議長(馬場和子さん) 職員に議案を朗読させます。   〔北坂議会事務局次長朗読〕 98 ◯議長(馬場和子さん) お諮りいたします。  ただいま議題となっております委員会議案第2号については、先ほど原案のとおり可決されました議案第13号彦根市事務分掌条例の一部を改正する条例案に関連して、常任委員会の所管の改正をしようとするものであり、内容も簡明でございますので、会議規則第37条第3項の規定に基づき、提案者の説明を省略したいと存じますが、これにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 99 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、委員会議案第2号については、提案者の説明を省略することに決しました。  暫時休憩いたします。            午後1時30分休憩            午後1時36分再開 100 ◯議長(馬場和子さん) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  これより委員会議案第2号に対する質疑に入ります。  ただいまのところ質疑の通告はございません。  質疑はございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 101 ◯議長(馬場和子さん) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております委員会議案第2号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたします。  これより討論に入ります。  ただいまのところ討論の通告はございません。  討論はございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 102 ◯議長(馬場和子さん) 討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより採決を行います。  委員会議案第2号彦根市議会委員会条例の一部を改正する条例案を採決いたします。  お諮りいたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 103 ◯議長(馬場和子さん) ご着席ください。  起立全員であります。よって、委員会議案第2号彦根市議会委員会条例の一部を改正する条例案は、原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。  企画総務消防常任委員長福祉病院教育常任委員長市民産業建設常任委員長および議会運営委員長ならびに議会改革特別委員長から、会議規則第103条の規定に基づき、配付しております閉会中の継続審査(調査)の件のとおり、閉会中もなお審査および調査を継続する必要がある旨の申し出がありました。  各委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査ならびに継続調査に付することにご異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 104 ◯議長(馬場和子さん) ご異議なしと認めます。よって、企画総務消防常任委員長福祉病院教育常任委員長市民産業建設常任委員長および議会運営委員長ならびに議会改革特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査ならびに継続調査に付することに決しました。  以上で今期定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。  これにて令和2年2月彦根市議会定例会を閉会いたします。  お疲れさまでございました。            午後1時38分閉会 会議録署名議員  議 長  馬 場 和 子 さん  議 員  和 田 一 繁 君  議 員  野 村 博 雄 君 Copyright © Hikone City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...